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日本最大級の市民まつり「中之島まつり」を 100 年続けたい

日本最大級の市民まつり「中之島まつり」を 100 年続けたい


中之島まつりとは

中之島まつりは、今から47年前の1973年に大都市の真ん中に、貴重な明治、大正期の建築物が群れとなって残されている「中之島公園」一帯の景観保存を目指して始まった日本最大級の市民まつりです。
 

(動画:中之島まつりの歴史をまとめてみました)

 

きっかけとなったのは1971年(昭和46年)6月。

大阪市が「中之島東部地区再開発構想」を発表しました

この構想は、御堂筋から東へ大阪市庁舎、府立図書館、中央公会堂といった歴史的建築物がならぶ地域に人工地盤をすっぽりとかぶせ、その上に25階建高層ビルの市庁舎、5階建ての議事堂、6階建てのホールを新たに建設する、というものでした。

この「大理石と煉瓦」、「川と緑」とが一体になった中之島の心和む景観を一変する計画に、真っ先に反対の声をあげた人たちがいました。

 

(参考:1972年に大阪市の再開発プランが発表された)

 

10月には、市に対し保存要望書を手渡しますが、まったく取り合ってもらえませんでした。

その後、公園と一体になっている中之島の景観を、ただの凍結保存にとどめず、活動の場として生かすために、市民の手による「まつり」を開催してはどうかという提案が出され、中之島の歴史的建築物を守る運動の1つとして企画され、1973年(昭和48年)5月5日に第1回「中之島まつり」を開催。

 (写真:第1回(1973年)のポスター)

 

そこから47年にわたって開催し続け、去年(2019年)は第48回目を開催しました。

【自治体などが主催】するのではなく【純粋な「市民まつり」】として、毎年、参加する団体や個人で実行委員会を結成し、企画から準備、当日の運営まで、すべて手づくりを貫いています。

 

2004年には「中之島を市民に愛される場所にするため、30年にわたり手づくりのまつりを開催」していることが評価され「サントリー地域文化賞」を受賞しました。

 

誰もが参加でき、つくり手になれるのが「中之島まつり」で、47年間“まちの文化祭”として毎年3日間で約30万人の方々に来て頂いていました。

(※前回の第48回は5月3日13万人、5月4日10万人、5月5日8万人:合計31万人)

  (第48回(2019年)の賑わい)

 

 

中止の判断で「継続の危機」

毎年、まつりが終わるとすぐに次の開催に向けた準備に動き出します。

テーマや企画も決まり、実行委員会の会議も頻繁に行っていました。

ポスターやチラシも刷り上がってきた時に大阪・兵庫が対象に含まれる緊急事態宣言が発令されました。

これを受け、1ケ月後に開催予定だった「中之島まつり」の開催中止を決断せざる得なくなりました

(写真:完成していたポスター)

 

開催費用も参加者の出店費やボランティアによる「飲食店や手作り乗り物、ゲームなど」で得たお金を次の開催費用としてきたため、1度中止となると次の開催が出来なくなる事態になってしまいました。

 

(写真:第1回と第47回の様子。常にボランティアの力で運営しています)

 

これも「市民まつり」の自由を守るために、「開催内容が左右されるような補助金は受け取らない」という市民まつりとしてのこだわりがあったからです。

 

 

支援を頂くにあたっての「今回のプロジェクト」

①開催中止・延期により発生した損害額は・・・

 「広告協賛金:67万円」「出店料金:195万円(市民団体:73万円・企業:122万円)」=合計262万円

 この金額を回収しないと、次にまつりが開催できず、歴史がとまってしまいます。

 クラウドファンディングで集めた金額はその損害の補填にすべて充てさせて頂きます。

②保険による損害の補填の有無について
 スタッフ用の傷害保険と来場者の怪我を補償する施設賠償責任保険には加入していましたが、いわゆる台風等で中止した場合に補償する保険には加入していません。

目標金額を超えて支援金が集まった場合の資金はすべて手作り遊具などの材料費や来年開催する「第49回中之島まつり」の費用に充てさせて頂きます!

 これまでの経緯から国や自治体などからの補填は受け取る計画はありません。

 

 

プロジェクトの内容

今回のプロジェクトでは中止となった「第49回中之島まつり」の準備で出た損失金を皆さんからご支援をいただいて穴埋めし、もう一度「第49回中之島まつり」の準備を始め、開催へつなげようと考えています。

どうしても損害となった費用が今後の開催費用として必要です。

皆さんの助けを得て、「第49回中之島まつり」を開催し、100年続く「本当の市民まつり」を実現したいのです。

 

 

プロジェクトの展望・ビジョン

次の開催で「第49回」となる中之島まつり。

しかし、私たちの思い描くのは「100回続く市民まつり」です。

「市民まつり」の自由を守るために、「開催内容が左右されるような補助金は受け取らない」という市民まつりとしてのこだわりを守り続けたい。

  

  

(写真:様々な人たちがまつりを支えてくれています)

 

そして、都市の広場の中で個人や団体が自分たちの主張、成果を発表できる場を広げていきたい。ボランティアスタッフの人力で動く「手作り遊具」のように、自分のアイデアを実現化していく楽しさをおとなや子どもたちに伝えたいと願っています。

  

(写真:手作り遊具は中之島まつりの名物です!)

 

人間のあたたかさや、人と人のつながりの輪、まちづくりの原点がつまったイベントが「中之島まつり」。

100年続く「本当の市民まつり」を実現したいのです。

(写真:第43回中之島まつり(2014年)の集合写真)

 

皆様、なにとぞ応援よろしくお願いします!

 



プロジェクト支援についてはコチラ



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